2020年度高知県民総幸福度(GKH)に関するアンケート調査結果発表
2020年度高知県民総幸福度(GKH)に関するアンケート調査の結果発表
2020年度版 高知県民総幸福度(GKH)に関するアンケート調査結果概要
毎年、高知県民総幸福度(GKH)アンケート調査の結果を、10月3日「土佐の日」にて結果発表を行っています。
2020年に実施した第5回目のアンケート調査を、今年も本日公開いたしますので、以下、ご覧ください。
アンケートの目的・趣旨をご理解のうえ、ご協力いただきました皆様には、心より御礼を申し上げます。
誠に、ありがとうございました。
2020年度 高知県民総幸福度(GKH)に関するアンケート調査
調査団体
一般社団法人しあわせ推進会議 代表理事 小川雅弘
土佐経済同友会 GKH委員会 委員長 刈谷敏久
【調査の目的】
いま、幸福というテーマが世界でも重要な課題の一つとなっています。
GDPや経済成長など物質的豊かさという従来の価値基準だけでは、真の幸せは得られないという考え方が浸透し始めているからです。
海外では、ブータンの他、フランスやイタリアなどでも本格的な幸福度の研究が始まっており、国内においても荒川区や熊本県など多くの自治体が住民の幸福度を指標で表し、政策に反映する取り組みを行っています。
また、2015 年の国連サミットにおいて採択された「誰一人取り残さない持続可能性で多様性と包摂性のある社会の実現のための17 の国際目標(SDGs)」においても人々の幸福度の向上と経済のバランスが重要であると述べています。
昨年、3年振りに高知県民の幸福度(GKH)に関するアンケートを実施し、引き続き高知県民の幸福度が高いことを実感致しました。
本年については、新型コロナウィルスの影響により、一時は調査を見合わせることも検討致しました。しかし、こうした状況であればなお、皆様方の率直なお気持ちを伺ったうえで、各方面への提言などを通じ、高知県の幸福度を更に向上させるお手伝いができると考え、昨年同様、アンケート調査を実施することと致しました。
本県は、一人当たり県民所得が全国でも最下位クラスと、客観データから見る限りは豊かとは言えませんが、自然・食の恵みを感じながら、人々は明るく暮らしているというのが、多くの県民が持っている実感なのではないでしょうか。
高知県民総幸福度(GKH)とは、そうした他のどこにもない高知らしい豊かさを「見える化」するために、高知での暮らしに対する県民の皆さんの主観的な評価・充足感を把握し、指標化していこうという試みです。
【調査概要】
・調査実施期間:2020年7月1日~7月21日
・調査対象:満15歳以上の高知県在住者
・回答者数:4,016(県外在住者の回答を除く)
・調査方法:質問票によるアンケート調査
人生満足度、健康・人とのつながり、子育て・教育、働くこと、生活環境、文化・地域、
安心・安全、お住いの都道府県の8分野について、各質問項目の実感度をお伺いしました。
※幸福度の尺度について
• 主観幸福度(SWB)は10段階の尺度を用いて、10段階のうち7~10を「幸福」、4~6を普通、1~3を「不幸」に分類。
• 人生満足度は、5項目の質問に各7段階の回答を1点から7点までの点数化し、その総和の最大を35点、最小を5点とし、「不明・無回答」を有効回答数から除いています。
• 各分野の質問に対する幸福実感1から5までの回答について、実感度1を1点、2を2点、3を3点、4を4点、5を5点とし、「わからない」・「無回答」を有効回答数から除いています。
【10段階尺度】による幸福実感
全体の幸福実感(普段どの程度幸福だと感じていますか?)について、平均値は6.75であった。
新型コロナウイルス感染症の影響下でも、前年度(6.66)に比べて0.09ポイント上昇した。
「高知県民の感じる幸せ」を紹介した冊子をダウンロードできます。
『高知家のしあわせ』のPDFダウンロード(PDF:15.99MB)
発行:高知家の家族会議 ~高知県の幸福度を考える県民会議~
【問い合わせ先】
このアンケート調査に関するお問い合わせ、ご質問などがございましたら、一般社団法人しあわせ推進会議事務局を通じて対応しますので、以下の照会先までご連絡くださいますようお願いいたします。
照会先:一般社団法人しあわせ推進会議 事務局
電 話: 088-856-9222(受付時間 平日9:00~17:00)
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